相続した不動産はすぐ売る?それとも保有?
2025年11月26日
後悔しない判断基準をリーグル不動産がわかりやすく解説
相続で不動産を受け継いだ時、最初に悩むのがこの2つです。
●すぐ売るべきか?
●保有して賃貸に回すべきか?
前橋市でも相談件数が非常に多いテーマで、判断を誤ると年間十数万円の維持費負担や売り時を逃して価値が下がるといったケースもあります。
この記事では、リーグル不動産が日常的にアドバイスしている売る or 保有の正しい判断基準を分かりやすく解説します。
1. まず確認すべきは「状態・立地・収益性」の3つ
相続した不動産の判断は、以下の3つのチェックが最優先です。
①【状態】建物が活用できる状態か
●築年数
●外壁・屋根の劣化
●水回り設備の痛み
●耐震性
●シロアリ被害の有無
築古の戸建ては、数百万円単位の修繕が必要なことも。
②【立地】賃貸需要があるか
前橋市はエリアによって賃貸需要が大きく異なります。
【需要が強いエリア】
●前橋駅周辺
●新前橋
●元総社町
●南町・文京町
【需要が弱いエリア】
●中心部から離れた農地系区域
●車が複数台必要な郊外
●バス便のみの団地型住宅地
需要が弱いエリアは、保有するメリットが少ない場合も。
③【収益性】賃貸にしてプラスになるか
賃貸収入 −(修繕費+管理費+固定資産税)
→ プラスかどうか。
ここで“マイナス運用”になる場合は、売却したほうが合理的です。
2. すぐ売るべき不動産の特徴
リーグル不動産に寄せられる相談から明確に言えるのは、次の条件に当てはまる不動産は早期売却が正解です。
❌① 空き家になっていて維持費がかかる
空き家は固定資産税だけでなく、草刈り・雨漏り・蜂の巣などメンテ費用が常に発生します。
❌② 老朽化していて修繕費が高額
●屋根の雨漏り
●外壁のひび割れ
●水回り設備の寿命
修繕に数百万〜数千万かかる場合もあります。
❌③ 兄弟で共有状態になっている
共有は売却の同意が揃わず進みません。
特例の期限が切れることも多いです。
❌④ 空室率が高いエリア
需要が弱い立地では賃貸運用が赤字になりやすく、保有リスクが大きくなります。
❌⑤ 相続税や取得費加算の期限が迫っている
相続には、
●空き家特例「3,000万円控除」
●取得費加算「3年10ヶ月以内」
という期限があります。
期限前に売却したほうが得になることも多いです。
3. 保有したほうが良い不動産の特徴
逆に「保有すべき」ケースはこちら。
① 立地が良く賃貸需要がある
前橋駅・新前橋・元総社など需要の強い地域。
安定した家賃収入が期待できます。
② 少額のリフォームで十分入居が取れる
●クロス張替え
●床貼替え
●トイレ・給湯器交換
小さな投資で家賃アップが狙える物件は保有向き。
③ 相続税の評価圧縮効果が高い
現金→不動産にしておくと、相続税評価が下がり節税になることがあります。
④ 家族が今後住む予定がある
将来の住み替えを想定するなら保有が有利。
⑤ 将来的に土地として価値が上がるエリア
前橋市の一部では再開発の動きもあり、地価上昇が見込めるエリアも存在します。
4. 売る or 保有を判断する「5つの質問」
迷ったら、この5つに答えるだけで方向性が見えます。
Q1:この家を賃貸にした場合プラス収支になるか?
Q2:建物は多額の修繕が必要ないか?
Q3:兄弟間で意見が一致しているか?
Q4:空き家特例などの期限に余裕があるか?
Q5:この不動産を将来誰が引き継ぐか決まっているか?
5つのうち【3つ以上がNO】なら
→ 売却を優先
3つ以上がYESなら
→ 保有して活用
というのが基本基準です。
5. まとめ:相続不動産は「期限」と「収益性」で判断する
🔑 今日の結論
●空き家状態、共有状態、老朽化は早期売却が正解
●賃貸需要と収益性が高いなら保有が有利
●相続特例には“期限”があるため、先延ばしは危険
●前橋市はエリア差が大きいため専門判断が必須
